お小遣い、5回試した。続かなかったけど、伝わってたことがあった

お小遣い制度について考えるハリーとトン吉のイラスト 子育て・教育費

「子どものお金教育って、どうすればいいんやろ」

ずっとそれを考えながら、気づいたら5種類のお小遣い制度を試していました。

全部続きませんでした笑。

でも今振り返ると、仕組みが続かなかっただけで、伝えたかったことはちゃんと伝わってたんちゃうかな、と思っています。崩壊の記録と、そこから気づいたことを正直に書きます。

子どものお金教育、何が正解かわからなかった

子供が小学生になったとき、「そろそろお小遣いをあげた方がいいのかな」と思い始めました。

でも何歳から?いくら?どんな渡し方が正しい?

調べると「お手伝いと連動させるといい」「定額の方がいい」「労働の対価を学ばせるべき」「いや、生活費の感覚を学ばせるべき」…意見がバラバラで、結局よくわからないまま。とりあえずやってみよう、が我が家のスタイルなので、思いついたことを片っ端から試してきました。

トン吉
トン吉
5回全部崩壊って、ある意味すごいな笑
ハリー
ハリー
毎回「今度こそ!」って思って始めるんやけどな笑。崩壊するたびに次の手を考えてたから、試行錯誤って言えば聞こえはええ

我が家がやってきた5つのお小遣い制度

① お手伝いポイント制(約1ヶ月で崩壊)

1ポイント=1円。お手伝いをするとポイントがもらえて、100ポイント貯まったら100円と交換できる仕組みです。

「100円のものを買うには、100回お手伝いしなあかんのか…」と子供なりに考えてはいたみたいです。

開始1週間でダレてきたので、「このお手伝いは1ポイント、こっちは5ポイント、あれは10ポイント」とメリハリをつけてみました。するとみんな高いポイントのお手伝いしかやりたがらない笑。そりゃそうか。

親側にもジレンマがありました。「靴を並べる」「カバンから洗濯物を出す」といった内容もポイントに入れていたんですが、途中で「いや、これってお手伝いっていうか、自分でしなあかんことやんね?」と気づいてしまって。でも当時の子供の年齢で「手伝える」ことって、そのくらいのことしかなかったんですよね。

運営も申告制にしていたので、平日は仕事終わりで家事も重なって「後にして!」→そのまま親も子も忘れる、の繰り返し。かといって子供に自分でつけさせたら全部⭕️になるのは目に見えてる笑。約1ヶ月で自然消滅しました。

② 学年×100円の月定額(半年で終了)

次は定額制に切り替えました。小学3年生なら300円、4年生なら400円、という方式です。これが一番長続きしたんですが、子供によって使い方が真逆でした。

上の子はひたすら貯める派。財布にお金が増えていくのが好きみたいで、なかなか使いません。

下の子は、もらった瞬間にポケモンカードへ直行。「レアが出る!」と意気込んで買ったのに出なくて怒る。「知らんがな」と思いながら見ていました笑。

半年ほど続いたんですが、「お金のありがたみが養われてる気がしない」と感じて終了。

③ 仕事単価の話し合い制(約3ヶ月で崩壊)

「家の仕事って、お金に換算したら何円やと思う?」を子供たちと話し合い、役割分担と単価を一緒に決めた制度です。

話し合いの場自体はけっこう盛り上がりました。「食器洗いは何円?」「お風呂掃除は?」と真剣に議論してくれて。でも制度として回すのが難しくて、約3ヶ月で自然消滅しました。

④ テスト100点=100円制(あんまりやる気出ず)

「子供の仕事は勉強やん」と思って試してみた制度です。じぃじまで「100点やったら100円あげる!」と便乗してきて、思わぬ援軍が来ました笑。

でもあんまりやる気は出なかったですね。「お金のためにテストで頑張る」という感覚が、子供にはまだピンとこなかったのかも。

⑤ Switch時間チケット制(現在進行中😂)

今やっているのがこれです。Switchをロックして、テストで100点を取ったら30分チケット、裏面(50点満点)なら15分チケットがもらえる仕組み。これが一番効いてます。お金より、Switchの方が刺さった笑。

ただ、思わぬ副作用が出ました。謎の100点量産が始まったんです。「ちょっと待って、この科目こんな簡単やったっけ?」と思いながら確認すると、確かに100点。どうやら頑張ってるみたいです。まあいいか、という気持ちで見守っています笑。

続かなかったけど、伝わってたことがあった

5回試して5回崩壊。客観的に見ると「お小遣い教育、失敗してるやん」という感じです。

でも最近、ちょっと違う景色が見えてきました。上の子が友達と買い物に行ったとき、「これ高いな、やめとく」と自分で判断したらしいんです。「100円のものを買うには100回お手伝いしなあかん」というあの体験が、じわじわ効いてたのかも。

下の子はポケモンカードで痛い目を見てから、「本当に欲しいものだけ買う」というスタンスになりました。レアが出なかった経験が、なぜか「お金の使い方」の学習になってた笑。

仕組みは続かなかった。でも子供の中に「労働と報酬の感覚」「お金の価値感覚」はちゃんと残ってた。

トン吉
トン吉
続かなくても意味あったってこと?
ハリー
ハリー
仕組みが続かへんのと、伝わることは別やねん。それが一番の気づきやった

まとめ:正解より「試し続けること」が大事やった

子どものお金教育に正解はないと思います。というか、正解があったとしても、子供によって刺さるものが全然違うから、試してみないとわからない。

うちの子はポケモンカードで痛い目を見て学んだし、Switchのロックで頑張るようになった。それが他の子に通じるかどうかは別の話で。

続かなかった制度も含めて、全部「試行錯誤の記録」やと思っています。親が正解を押しつけるより、一緒に考えて試し続ける方が、長い目で見たら大事なのかもしれないな、と5回の崩壊を経て思っています笑。

→ 子どものお金教育についての前編はこちら:家でお金の話、してますか?

※この記事内のリンク先は順次公開予定です

ちょん

夫婦+子ども3人の5人家族の主婦。13年間、家計管理の試行錯誤を、失敗もぜんぶ含めて記録しています。難しいことは苦手なので、「わが家はこうしたよ」を同じ目線でお届け。関西弁です。※ファイナンシャルプランナー等の専門家ではなく、あくまで我が家の一例です。

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