- 地方の学校事情(都会とは全然違う)
- 昔の試算が足りなくなった理由
- 「入学費用だけ」計算してたときの落とし穴
- 物価が上がると学費の準備額はどう変わるか
- 今からやり直した試算
地方の学校って、都会と全然違う
まず前提として、うちは地方在住。
地方の学校事情って、都会とは感覚がかなり違う。
私立中学=賢い子が行くところ。
都会では「お金持ちの子が行くところ」というイメージがあるかもしれないけど、地方では違う。私立の中高一貫校に行く子は、むしろ成績優秀な子が多い。
私立高校=公立の滑り止め。(地方だとそういうイメージが根強くある)
地方では公立高校が強い。トップ層は公立の進学校を目指す。私立高校は、公立に届かなかった子が行くイメージ。
国公立大学=賢い子が行くところ。
私立大学より国公立大学の方がステータスが高い、という感覚が地方には根強くある。
つまり地方の「理想の進学ルート」はこう。
公立小 → 公立中 → 公立高校(トップ校)→ 国公立大学
親の本音:「このルートで頼む!!!」😂
昔の私の試算はこうだった
数年前、子供の学費を試算したことがある。
そのときの考え方はシンプルだった。
「毎月かかる費用は家計から出せばいい。まとまってドカンとかかる入学費用だけ積み立てておけばいい。」
公立ルートなら毎月の費用はそこまで高くないし、なんとかなると思ってた。
だから試算したのは入学時にかかる特別費用だけ。
- 中学入学:制服・教材・修学旅行費など
- 高校入学:入学金・制服・教材など
- 大学入学:入学金・初年度授業料など
これだけ積み立てれば大丈夫、と思ってた。


でも今見たら、全然足りなかった
何が変わったかというと、大きく2つ。
① 物価が上がった
文部科学省の2023年度調査では、公立高校の学習費が前回調査(2021年)から約8.5万円増加し過去最高になった。物価上昇を背景に、図書・学用品・制服代なども過去最高になっている。
数年前に計算した金額が、今はもう古い数字になってた。
② 「入学費用だけ」じゃ足りなかった
毎月払えると思ってた費用も、子供が3人になると積み重なる。
しかも塾代・習い事・部活動の遠征費…これが意外とかさむ。
「毎月の家計から出せばいい」が、実際には結構きつかった。
改めて試算し直してみた
今の金額(文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」)をベースに、うちのパターンで計算し直した。
うちの希望ルート(全部公立):
| 学校 | 年間費用 | 期間 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 公立小学校 | 約33.6万円 | 6年 | 約201.6万円 |
| 公立中学校 | 約54.2万円 | 3年 | 約162.6万円 |
| 公立高校 | 約59.8万円 | 3年 | 約179.4万円 |
| 国公立大学 | 約115万円 | 4年 | 約461万円 |
| 合計(1人) | 約1,005万円 |
これが1人分。3人いると約3,015万円。


もし大学が私立文系になったら:
| 1人分 | 3人分 | |
|---|---|---|
| 大学:国公立 | 約1,005万円 | 約3,015万円 |
| 大学:私立文系 | 約1,190万円 | 約3,570万円 |
3人全員が「公立のつもりが私立大学になった」だけで、555万円変わる。
「公立ルート」が崩れる瞬間、あるある3パターン
地方だから公立ルートが現実的、というのは確かにそう。
でも子供3人を育ててみて気づいたのは、「全員希望通りにはいかない」ということ。
- 志望の公立高校に届かなかった
- 行きたい学部が地元の国公立にはなかった
- 子供が「この大学に行きたい」と言った
お金の理由だけで子供の選択肢を狭めたくない。
だから「全部公立のつもり」で準備するんじゃなくて、「私立になっても対応できる準備」をしておくことが大事だと、試算し直して改めて思った。

まとめ
- 昔の試算は「入学費用だけ」「物価が低かった頃の数字」だったから足りなくなった
- 物価上昇で学費は確実に上がってる。定期的に試算し直す必要がある
- 「全部公立のつもり」はあくまで希望。私立になっても対応できる準備を
- 子供3人だと、1人の違いが3倍になって返ってくる😇
この記事に関連する記事・ツール
→ 学費の全体像はこちら(No.3「子供の学費、いくらかかる?」)
→ 特別費の積み立て方法はこちら
→ 毎月の積み立てに使える積立管理アプリ紹介
参考:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」https://www.mext.go.jp/
※金額はすべて目安です。学校・地域によって異なります。

