「あ、今月車検やった。どこからお金出そう…」
「保険の更新通知きた。この金額、どこにあるんやっけ」
「子どもが来年中学入学やのに、制服代とかいくらかかるんやろ」
こういう「わかってたけど準備できてなかった」出費、ありませんか?
我が家も先日、特別費を全部書き出してみたら…「あれ、思ったより積み立て微妙やな」ってなりました。笑
この記事では、特別費ってそもそも何? というところから、わが家の特別費を全公開(書き出してみたらけっこうあった)、そしてどこにどうやって貯めてるかまで、リアルにぜんぶ書きます。
「完璧な特別費管理」じゃなくて「これが今の我が家のリアル」として読んでもらえたら嬉しいです。
① そもそも「特別費」って何?


家計のお金を3つに仕分けすると、こんな感じです。
| 種類 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 生活費 | 毎月ほぼ決まって出るお金 | 食費・光熱費・通信費・保育料 |
| 生活防衛費 | 万が一に備える緊急用資金 | 失業・病気・家電の急な故障 |
| 特別費 | 「毎月ではないけど、来ることはわかってる」支出 | 車検・固定資産税・進学費用・冠婚葬祭 |
生活防衛費については、別の記事で詳しく書いています。
今回お話しするのは一番下の 「特別費」 です。
「毎月かかるわけじゃないけど、いつかは絶対来る支出」のこと。しかも金額が大きいことが多いから、準備してないとかなり痛い。


② わが家の特別費、全部書き出してみた
「どんな特別費があるか」、まず紙に書き出してみることが大事です。頭の中で「あのへんにお金がいるな」と思ってるだけじゃ、全体像が見えないから。
我が家で書き出してみたら、こんなにありました。
グループA|突発・緊急バッファ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 突発的支出バッファ | 月の支出が収入を超えたとき・予想外の出費のとき、とりあえずここから出す。60万確保済み |

「生活防衛費」は失業や長期入院など「本当の有事」のためのお金。それとは別に、日常の「誤差」を吸収するためのクッションが特別費のバッファです。
我が家ではこの2つを明確に分けて管理しています。
グループB|時期が確定している中期支出(進学費用)
| 項目 | 目安金額 | 時期 |
|---|---|---|
| 子ども1:中学進学費用 | 約15万円 | 最初に来る |
| 子ども2:中学進学費用 | 約15万円 | その翌年(年子) |
| 子ども1:高校進学費用 | 約40万円 | さらにその後 |
| 子ども2:高校進学費用 | 約40万円 | それ以降 |


進学費用は「何年後にいくら必要か」がある程度見通せるので、目標金額÷残り月数=月積立額が計算できます。たとえば子どもの進学まで残り3年(36ヶ月)あるなら、15万÷36ヶ月=月約4,200円の積み立てで間に合う計算です。
グループC|現在積み立て中の項目
| 項目 | 年間目安 | 貯め方 | 現状 |
|---|---|---|---|
| 医療費(家族5人分) | 目標50万円(年間想定×数年分) | 少しずつ積立 | 現在5万円ほど |
| 車検(1台) | 年15〜20万円 | ボーナス時に積立 | 今回の車検後でゼロ・また積立スタート |
| 冠婚葬祭費 | 年間目安10万円 | 常に10万キープ目標 | キープ中 |
| エアコン代(子ども部屋2台分) | 約15万円(1回) | 積立中 | 中学入学に合わせて準備中 |
| スマートフォン買い替え | 約15〜20万円(1回) | 積立中 | 現在5万円ほど |
| ペット医療費(わんこ) | 目標額を積み上げ中 | 少しずつ積立 | 積立中 |


グループD|今の状態で払えているもの
| 項目 | 年間金額 | 支払い方法 |
|---|---|---|
| 固定資産税 | 約26,000円×4回=約10.4万円/年 | 毎月の余剰分から自然に払えてる(現在減免中) |

固定資産税は住宅ローン控除や新築減税が終わると金額が上がることがあります。将来的な金額変化は念頭に置いておくと安心です。
全部書き出した正直な感想
こうして並べてみると…

全部書き出す前は「なんとなく貯めてる気がしてた」のに、実際並べてみると「あれ?医療費5万しかない…車検代ゼロ…」みたいな現実が見える。
でもそれでいいんです。見える化できたこと自体が、改善の第一歩だから。
③ 特別費はどこに貯めてる?


我が家が特別費の管理に使っているのは、あおぞら銀行の「The Savings(目的別口座)」という機能です。
あおぞら銀行の「The Savings」とは?
あおぞら銀行(BANK支店)には、1つの口座の中に仮想の「ポケット」をいくつも作れる機能があります。それぞれに名前をつけて金額を割り当てられるので、
- 「車検積立」に10万円
- 「医療費」に5万円
- 「冠婚葬祭」に10万円
…というふうに、1つの口座でバラバラに管理できるんです。銀行口座を10個作らなくていい。通帳が増えない。アプリで全部見渡せる。これがとても便利です。

積み立てはほぼ自動化できてる
積み立て自体はほぼ自動化しています。毎月決まった金額が自動で動くように設定しているので、入金されたらほぼ手間なし。ひとつだけ手動なのが、私の給与が入る地方銀行から楽天銀行への移動。地方銀行の振替手数料が高いので、そこだけは手動で動かしています。
💡 ポイント
自動化しておくと「うっかり使っちゃった」が防げる。特別費こそ、意識しなくても勝手に積み立てられる仕組みを作るのがコツ。
④ 実際にやらかした話
ここからは、ちょっとした失敗談を正直に書きます。

ボーナス直前に定期を解約する羽目になった話
以前、冬のボーナスが入る直前に、車検と保険の支払いが重なってしまいました。保険は年間でまとめて支払うタイプで、しかも大半の支払いが冬に集中してくる時期。そこに車検が重なって、当時定期預金にしていたお金をボーナス前のタイミングで解約する羽目になりました。


この経験から学んだのは、「いつ払うか」のタイミング管理も特別費管理の大事な要素だということ。特別費を積み立てるときは、
- 何月に払う支出かを把握しておく
- ボーナスが入る前後に大きな支払いが来ないか確認する
- 支払いが集中する月には余裕を持って準備しておく
この3つを意識するだけで、「急に困る」ケースがかなり減ります。
⑤ 特別費を上手く貯めるコツ
コツ1:まず「全部書き出す」
特別費管理の第一歩は、何が特別費なのかを洗い出すことです。頭の中でぼんやり「あのへんにお金がいるな」と思ってるだけだと、全体像が掴めない。実際に書き出してみると「こんなにあったんか!」と気づくことも多い。書き出すと、
- 「これ毎月積み立てるべきやな」がわかる
- 「目標金額に対して今どのくらい貯まってるか」が見える
- 「来年いつ大きな支払いがあるか」が把握できる
という3つの効果があります。
完璧じゃなくていい。まず書くだけでOK。

コツ2:目的別口座で「混ぜない」
特別費を生活費と同じ口座に入れておくと、「どこまで使っていいかわからない」状態になります。あおぞら銀行の目的別口座のように、項目ごとに名前をつけて分けると、
- 「車検代には触らない」という意識が生まれる
- 「今いくら貯まってるか」が一目でわかる
- 「使っていい残高」と「使ったらダメな残高」が明確になる
という効果があります。複数の銀行口座を開設して管理するのも方法のひとつですが、管理が煩雑になりがち。目的別口座なら1つの口座の中で完結するのでシンプルです。
コツ3:ボーナスを「特別費の補充日」にする
毎月コツコツ積み立てるのが理想ですが、「車検代20万を月々に割ると月1〜2万…ちょっとキツい」ということもあります。そういう大きな項目は、ボーナスをメインの積立タイミングにする方法も有効です。我が家でも車検代はボーナス時に積み立てるようにしています。毎月の家計に負担をかけずに、ボーナスで一気に補充するスタイル。
ただしここで大事なのが、さっきのやらかし体験から学んだこと。「ボーナスが入る前後にどんな支払いがあるか」を確認してから、補充の計画を立てることです。


⑥ まとめ
今回は、我が家の特別費を全部書き出した内容と、積み立て方のコツをお伝えしました。
まとめ
- 特別費=毎月ではないけど来ることはわかってる支出
- まず「何が特別費か」を書き出すことが第一歩
- 書き出してみて「微妙やな」と感じたら、見えてきた証拠。あとは少しずつ改善するだけ
- あおぞら銀行の目的別口座で項目ごとに分けると管理しやすい
- ボーナスを特別費の補充タイミングにする
- 支払い時期とボーナス時期のズレに注意する

「特別費、全部書き出してみたら思ったより少なかったわ…」という方、ぜひこの機会に少しずつ積み立てをスタートしてみてください。毎月1,000円でも、3年後には36,000円になります。続けることが一番大事です。
関連記事
📖 生活防衛費っていくら持っとくべき?子ども3人の我が家が決めた「6ヶ月分」のリアル
※本記事は我が家(夫婦+子ども3人の5人家族)の実体験をもとにした内容です。個人の状況によって最適な金額・方法は異なります。家計管理全般については、ファイナンシャルプランナーなどの専門家にもご相談ください。
