うちの家族のクレジットカード、何枚あるか知っていますか?
数えたことがなかったので、口座整理のタイミングで一緒に数えてみました。結果は…夫婦合わせて12枚。


ほとんどは「その場の特典目当て」で作ったお店専用のクレカでした。家電量販店、スーパー、洋服屋さん、ガソリンスタンド…。「今日入会すれば〇〇円引き!」「ポイントが1.5倍になります!」そのたびに「お得だから」と作り続けた結果でした。
増えた理由:「お得」の積み重ね
家電量販店の「保証5年延長」
一番多かったのは、家電を買うたびに作ったクレカです。大型家電を買うとき、店員さんに言われるんです。
「当店のカードでお支払いいただくと、メーカー保証に加えて5年間の延長保証がつきます」


冷蔵庫を買ったときも、洗濯機を買ったときも、テレビを買ったときも。そのたびに「保証のため」という大義名分でカードを作りました。でも、考えてみてください。5年間の延長保証が必要なほど壊れる家電、実際にどれくらいありますか?私の場合、延長保証を使ったことは一度もありませんでした。
「ポイント1.5倍」の魔法
次に多かったのが、スーパーやドラッグストアのカードです。「このカードで買い物すると、ポイントが通常の1.5倍!」毎週買い物に行くスーパーなら、確かにポイントが貯まりやすい。そう思って作ったカードが3枚。


「今日だけ入会費無料」の誘惑
洋服屋さんでよくあるパターン。「本日ご入会いただくと、入会費が無料になります。さらに今日のお買い物が10%オフ!」1万円の買い物なら1,000円引き。これは確かにお得。でも、そのカードを次に使ったのがいつだったか、正直覚えていません(笑)。
実際にポイントでいくら得したのか計算してみた
クレカを整理するにあたって、ちゃんと計算してみました。1枚のお店クレカで年間どれくらいポイントが貯まるか。たとえば、月1万円の買い物で1%還元なら、年間1,200円分のポイント。1.5%なら年間1,800円分。差額は600円。


そしてこれが「お得」の正体でした。年間600円の差のために、カードを管理する手間・年会費・使わなかったことへの罪悪感。割に合っているとは、とても言えませんでした。
管理コストという見えないコスト
クレカが増えると、こんなことが起きます。
①どのカードにどの引き落としが設定されているか把握できなくなる
「あれ、このサービス、どのカードで払ってたっけ?」が頻発。
②使っていないカードの年会費を払い続ける
「初年度無料・次年度から年会費発生」のカードを存在ごと忘れていたことも。
③財布やアプリが重くなる
物理カードは財布を分厚くし、アプリは画面を埋め尽くす。


これが「管理コスト」です。お金じゃなくて、時間と頭のエネルギーを使っていたんです。
整理して気づいたこと
クレカを12枚から4枚に絞りました。残したのは、こんな基準で選んだカードだけです。
- 年会費無料で高還元率(楽天カード・メインカード)
- 光熱費・スマホ代などの固定費を全部集約している
- 日常の買い物で実際に使っている
整理してみて一番変わったのは、「今月何にいくら使ったか」が一目でわかるようになったことです。カードが分散していた頃は、どこで何を使ったか把握するだけで大変でした。今はアプリを1つ開くだけで家計の全体像が見えます。


まとめ:クレカを増やす前に考えること
新しいクレカを勧められたとき、私は今こう自問しています。
「このカードで年間いくら得するのか?管理コストを上回るか?」
たいていの場合、答えは「No」です。
今日できる第一歩:
- 今持っているクレカを全部書き出す
- 「いつ最後に使ったか」を確認する
- 1年以上使っていないカードは解約を検討する
クレカは少なければ少ないほど、管理が楽になります。「お得」の誘惑に負けそうになったとき、ぜひこの記事を思い出してください。



私も今でも「お得なカード」の誘惑に負けそうになることはあります。でも、あのときの反省があるから踏みとどまれています。
前の記事: お金の不安が爆発した日|口座31個を10個に減らすまで
この記事は運営者の個人的な体験に基づいています。クレジットカードの選択については、ご自身の状況に合わせてご判断ください。

コメント