突然ですが、あなたのご家庭の銀行口座、何個あるか即答できますか?
私はできませんでした。
ある日、子供の進学費用が頭をよぎって「うちのお金、ちゃんと管理できてるかな」と思い立ち、家族全員の口座を数えてみたんです。
その結果がこちら。
- 旦那:7口座
- 私:12口座
- 子供①:5口座
- 子供②:5口座
- 子供③:2口座
合計31口座。


笑えない話ですが、これが私の家庭のリアルでした。しかも恐ろしいのは、増えていった経緯に「ちゃんと理由があった」ことです。なんとなく、ではなく、そのたびに「お得だから」という理由があったんです。
なぜこんなに増えたのか:ボーナス特別金利の罠
銀行口座が増えた一番の原因は、ボーナス時期の特別金利キャンペーンでした。毎年6月と12月ごろになると、各銀行が一斉に「新規口座開設で定期預金金利○○%!」というキャンペーンを打ってきます。私はそれを見るたびに、こう思っていました。
「0.8%!こっちの方が高い!口座作ろう!」


実際に計算してみましょう。100万円を0.8%(税引き後約0.64%)で3ヶ月預けると、利息は約1,600円。一方、普通の銀行の定期(0.02%とする)なら、同じ条件で約40円。差額は約1,560円。
「1,500円以上違う!やっぱりお得!」と思いますよね。でもここに落とし穴があります。口座を作る手間と、その後の管理コストを考えると、割に合わないんです。
口座開設のために個人情報を入力して、本人確認書類を用意して、通帳を受け取りに行って。3ヶ月後にはまた別の口座に移して…。この作業を年2回、何年も繰り返した結果が、私の12口座でした。


きっかけは子供の進学費用への焦り
「このまま続けていいのかな」と思い始めたのは、長子が小学5年生になったときでした。中学、高校、大学と続く教育費を計算してみたら、正直ゾッとしました。それと同時に「私、お金の管理ちゃんとできてなくないか?」という不安が押し寄せてきたんです。
そこからネットでお金の勉強をし始めたところ、リベ大(両学長)の動画と書籍に出会いました。怪しい情報商材が多い中で、「みんなで良くなっていきたい」という姿勢で無料で情報を発信してくれていて、「これは信頼できる」と感じました。そこで学んだこと。不要な金融機関の口座整理、保険の見直し、資産運用の基本。「やることリスト」が山ほどあって、最初は途方に暮れましたが、一つひとつやっていくことにしました。
実際に整理してみた:31個→10個の道のり
まず全口座を把握する
通帳やアプリを全部引っ張り出して、家族全員の口座を書き出しました。このステップが一番時間がかかりました。「こんな口座あったっけ…」というものも何個か出てきて、改めて管理できていなかったことを実感。
残す口座・解約する口座を決める
- 残す: メインで使っている口座、引き落としが設定されている口座、住宅ローンの関係で必要な口座
- 解約: 特別金利のために作っただけで残高がほぼない口座、何年も使っていない口座
解約は思ったより大変だった


銀行によっては、支店窓口に行かないといけないところも。平日の昼間しか対応していない窓口もあって、働いている主婦には地味にきつい作業でした。でも「これは一回やれば終わること」と自分に言い聞かせて、少しずつ解約していきました。
楽天銀行への集約が転換点だった
すべての引き落としを楽天銀行に集約することにしました。クレジットカードの引き落とし、各種サービスの支払い、全部楽天銀行から出るようにしていくと、あることに気づきました。「楽天銀行の残高が足りていれば、資金ショートは起きない」
当たり前のことなんですが、口座が分散していた頃は「どの口座に何が引き落とされるか」の把握だけで精一杯でした。それが一本化されただけで、家計管理がシンプルになりました。


整理してみてわかったこと
口座を31個から10個(現在も整理中)に減らして、一番変わったのは「お金の不安が減った」ことです。以前は「どこかの口座に何かが引き落とされる」という漠然とした恐怖がありました。今は「楽天銀行の残高を見ればだいたいわかる」という安心感があります。
もう一つ気づいたのは、「ボーナス特別金利を追いかけるより、積立NISAに回した方がよかった」ということ。当時そのお金を積立NISAに入れていたら、今ごろ複利でもっと増えていたかもしれない。これは今でも少し悔やんでいます(笑)。
まとめ:まず口座の棚卸しから始めよう
家計管理を見直したいと思ったとき、一番最初にやることは「家計簿をつける」ではなく、「今持っている口座を数える」ことだと私は思います。全体像が見えて初めて、何をどう整理するかが考えられます。
- 自分名義の口座を全部書き出す
- 「なんで作ったか」を思い出せない口座に印をつける
- その口座の残高を確認する
完璧にやらなくていいです。今日は数えるだけでOK。



私も少しずつしか進められませんでした。でも、少しずつ整理するたびに確実に楽になっていきました。口座の整理に悩んでいる方の、少しでも参考になれば嬉しいです。
次の記事: 口座を整理したら次は保険の見直しへ。14個の保険を整理した話もいつか書きます(これがまた波乱の話なので…笑)。
この記事は運営者の個人的な体験に基づいています。金融機関の選択や口座管理については、ご自身の状況に合わせてご判断ください。

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