5年前に試算した学費、今見たら全然足りなかった話

昔の学費試算を見直して困るハリーとトン吉のイラスト 子育て・教育費
  • 地方の学校事情(都会とは全然違う)
  • 昔の試算が足りなくなった理由
  • 「入学費用だけ」計算してたときの落とし穴
  • 物価が上がると学費の準備額はどう変わるか
  • 今からやり直した試算

地方の学校って、都会と全然違う

まず前提として、うちは地方在住。

地方の学校事情って、都会とは感覚がかなり違う。

私立中学=賢い子が行くところ。

都会では「お金持ちの子が行くところ」というイメージがあるかもしれないけど、地方では違う。私立の中高一貫校に行く子は、むしろ成績優秀な子が多い。

私立高校=公立の滑り止め。(地方だとそういうイメージが根強くある)

地方では公立高校が強い。トップ層は公立の進学校を目指す。私立高校は、公立に届かなかった子が行くイメージ。

国公立大学=賢い子が行くところ。

私立大学より国公立大学の方がステータスが高い、という感覚が地方には根強くある。

つまり地方の「理想の進学ルート」はこう。

公立小 → 公立中 → 公立高校(トップ校)→ 国公立大学

親の本音:「このルートで頼む!!!」😂

昔の私の試算はこうだった

数年前、子供の学費を試算したことがある。

そのときの考え方はシンプルだった。

「毎月かかる費用は家計から出せばいい。まとまってドカンとかかる入学費用だけ積み立てておけばいい。」

公立ルートなら毎月の費用はそこまで高くないし、なんとかなると思ってた。

だから試算したのは入学時にかかる特別費用だけ

  • 中学入学:制服・教材・修学旅行費など
  • 高校入学:入学金・制服・教材など
  • 大学入学:入学金・初年度授業料など

これだけ積み立てれば大丈夫、と思ってた。

トン吉
トン吉
わかるわ〜。入学のときだけ準備しとけばあとはなんとかなるやろって思うよな。
ハリー
ハリー
それが落とし穴やってん。私も同じ失敗したから、ちゃんと伝えたくて…

でも今見たら、全然足りなかった

何が変わったかというと、大きく2つ。

① 物価が上がった

文部科学省の2023年度調査では、公立高校の学習費が前回調査(2021年)から約8.5万円増加し過去最高になった。物価上昇を背景に、図書・学用品・制服代なども過去最高になっている。

数年前に計算した金額が、今はもう古い数字になってた。

② 「入学費用だけ」じゃ足りなかった

毎月払えると思ってた費用も、子供が3人になると積み重なる。

しかも塾代・習い事・部活動の遠征費…これが意外とかさむ。

「毎月の家計から出せばいい」が、実際には結構きつかった。

改めて試算し直してみた

今の金額(文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」)をベースに、うちのパターンで計算し直した。

うちの希望ルート(全部公立):

学校年間費用期間合計
公立小学校約33.6万円6年約201.6万円
公立中学校約54.2万円3年約162.6万円
公立高校約59.8万円3年約179.4万円
国公立大学約115万円4年約461万円
合計(1人)約1,005万円

これが1人分。3人いると約3,015万円。

トン吉
トン吉
3人分で3,015万円って…老後資金と学費で同時に貯めるの、どっちを優先したらええの
ハリー
ハリー
まずは学費!老後は時間をかけて積み立てができるけど、学費は「入学日」という絶対的な期限があるからな。

もし大学が私立文系になったら:

1人分3人分
大学:国公立約1,005万円約3,015万円
大学:私立文系約1,190万円約3,570万円

3人全員が「公立のつもりが私立大学になった」だけで、555万円変わる

「公立ルート」が崩れる瞬間、あるある3パターン

地方だから公立ルートが現実的、というのは確かにそう。

でも子供3人を育ててみて気づいたのは、「全員希望通りにはいかない」ということ。

  • 志望の公立高校に届かなかった
  • 行きたい学部が地元の国公立にはなかった
  • 子供が「この大学に行きたい」と言った

お金の理由だけで子供の選択肢を狭めたくない。

だから「全部公立のつもり」で準備するんじゃなくて、「私立になっても対応できる準備」をしておくことが大事だと、試算し直して改めて思った。

ハリー
ハリー
物価は毎年上がってるから、昔の試算は定期的に見直すのが大事やで。今の数字で動ける人が一番有利!

まとめ

  • 昔の試算は「入学費用だけ」「物価が低かった頃の数字」だったから足りなくなった
  • 物価上昇で学費は確実に上がってる。定期的に試算し直す必要がある
  • 「全部公立のつもり」はあくまで希望。私立になっても対応できる準備を
  • 子供3人だと、1人の違いが3倍になって返ってくる😇

この記事に関連する記事・ツール
→ 学費の全体像はこちら(No.3「子供の学費、いくらかかる?」)
→ 特別費の積み立て方法はこちら
→ 毎月の積み立てに使える積立管理アプリ紹介

参考:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」https://www.mext.go.jp/
※金額はすべて目安です。学校・地域によって異なります。

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