「家計簿ちゃんとつけてたら、お金は貯まる。」
そう信じて4年間、エクセルとにらめっこしていました。
でも気づいてしまったんです。私、ずっと順番が逆やったって。
あなたの貯金、「中央値クリア」で安心してませんか
突然ですが、30代の貯金中央値って知っていますか。
- 単身者:約75〜100万円
- 2人以上世帯:約200〜350万円
「意外と少ないな」と思いましたか。それとも「うちはクリアしてるから大丈夫」と思いましたか。
じつは、中央値をクリアしていても、ゴールに届くかどうかはまったく別の話なんです。

子どもが複数いると、老後・教育費・特別費…ゴールを並べてみたとき、「あ、全然足りひんかもしれん」という恐怖感が一気にやってきます。
具体的な金額は書けないけれど、感覚としては「思ってたより、はるかに大きな数字が必要やった」という感じでした。
それに気づくまでに、私は4年かかりました。
家計簿4年つけて、「意味ない」ってなった話
2021年から、エクセルで家計簿をつけていました。毎月の支出を記録して、カテゴリごとに集計して、「今月は食費オーバーやな」「光熱費高かったな」と確認する生活です。
始めた頃は「これが正解や!」と思っていました。数ヶ月分を試算して、なんとなく毎月の先取り金額も決めました。
でも今思えば、あの先取り金額には根拠がなかったんです。


きっかけは「老後2000万問題」でした。「今のペースで間に合うんやろか?」と調べ始めたら、老後だけじゃなくて教育費も特別費も、「いつ・いくら必要か」が一気に見えてきました。
そして逆算したとき、気づいてしまいました。
「今の先取り金額、全然足りへん。」


でも正確には、家計簿が悪かったわけじゃないんです。
順番が逆やっただけ。
じゃあ何から始めるべきやったのか
答えは、ゴールを先に決めることでした。
「いつ・いくら必要か」を先に出す。そこから逆算して「月いくら貯める・投資する必要があるか」がわかる。それが決まって初めて、家計簿が「使える道具」になります。
記録するためじゃなくて、現実を知るための道具として。


「手取り8割」はゴールじゃなくてものさし
「収入の2割を先取りする」という考え方は、リベ大(リベラルアーツ大学)でも公開情報として発信されています。
でも大事なのは、その2割でゴールに届くか?を検算することです。
届いてたら、OK。
届かなかったら、選択肢は3つです。
- 支出をさらに削る
- 収入を増やす(転職・パート・副業)
- 投資でカバーする
「2割先取りできてるから大丈夫」じゃなくて、「この2割でゴールに届くか?」が本当の問いです。
8割ルールは、ゴールじゃなくてスタートライン。


我が家のリアル(2馬力だから乗り越えられてた話)
我が家は夫婦共働きで、これが正直かなり助かっていました。
先取り金額が甘くても、赤字の月があっても、2馬力のおかげで年間トータルでは黒字になっていました。
でも、1馬力だったら話は変わっていたと思います。
ゴールから逆算したとき「このままでは届かない」とわかったら、「収入を増やさないといけない」という現実が見えてきます。
転職・パート・副業で月いくら補填が必要か。それが数字でわかると、動き出すときの判断がしやすくなります。


今日やること、3ステップ
難しく考えなくていいです。まず今日は、この3つだけやってみてください。
STEP1. 手取りの8割を計算する
手取り月収 × 0.8 = 生活費に使っていい金額
STEP2. 固定費を書き出す
家賃・住宅ローン・保険・通信費・サブスク…毎月必ず出ていくお金を書き出します。
STEP3. 変動費に使える金額を出す
STEP1の金額 − STEP2の金額 = 食費・日用品・娯楽に使える枠



まとめ:家計簿は「記録」じゃなくて「現実を知る道具」
- 家計簿は「記録するだけ」では意味がない
- ゴールを先に決めてから使うと、初めて役に立つ道具になる
- 8割ルールはゴールじゃなくてスタートライン
- 「2割でゴールに届くか」を検算することが一番大事
完璧な家計管理なんて、最初からできなくていいと思っています。
私も4年かけてようやく「順番が逆やった」と気づいたくらいですから。
大事なのは、現実から目を背けないこと。その一歩が踏み出せたら、あとは少しずつ整えていけます。


次の記事では、「8割に収まらない!」という人向けに、固定費の見直し方を話していきます。食費を削ろうとして盛大に失敗した話も、正直に書きます笑。
